第6回
遅刻や欠勤は厳禁、でもどうしても出社できないときは
会社の始業時間に遅刻しないこと、欠勤しないことは基本的かつ重要なビジネスマナーです。仕事が始まる時間になってもいっこうに姿を現す様子がないと、その日の段取りが狂うばかりでなく、身体の具合が悪くなったのかなとか、通勤途中に事故にでもあったのではないかなど上司や同僚に余計な心配をかけることにもなります。
そこで、普段から健康管理に気をつける、少しくらい電車が遅れても間に合うように余裕をもって家を出る、などの心がけが大事といわれるわけですが、それでも、急な病気、事故、交通事情などやむを得ない事態が生じて遅刻してしまったり、会社を休まざるをえないこともあります。
そんなときは、すみやかに(始業時間前まで)職場に連絡を入れるのが鉄則ですが、派遣スタッフの場合、出社すべき派遣先企業に連絡を入れるのは当然として、派遣会社の営業担当者にも連絡すること(こちらも始業時間前までが基本です)を忘れてはいけません。
派遣スタッフは、派遣会社の社員として派遣先で働いているわけですから、スタッフが遅刻したり欠勤したりしている状況を派遣会社が知らないということになると、派遣会社の管理体制に疑問を持たれることにもなりかねません。
場合によっては、そのことをきっかけに、派遣先企業からの派遣会社に対する評価が下がり、スタッフ受け入れをストップさせられるなど重大な問題にまで発展する可能性すらあり得ます。
そういう問題を起こさせないためには、やむを得ない事情(結果的に遅刻・欠勤につながる)が発生したら、派遣スタッフはすみやかに派遣会社に連絡を入れることです。それに応じて営業担当者が派遣先企業に対して即座にフォローすることで派遣先企業の評価や信用を得られることになります。
それは、派遣スタッフとしても、派遣先企業や派遣会社から、ビジネスマナーができている人という、評価につながるでしょう。
遅刻した場合、会社に着いたらすぐに、派遣先上司のもとに出向いて事情を説明し謝罪すること。欠勤の翌日に出社したときも同様です。電車の故障など不可抗力によるもので、個人的な理由で遅れたわけではないといった場合でも、心配と負担をかけさせたことには変わりはありません。一言「申し訳ありませんでした」と挨拶するだけでも心象が違います。さらに、旅行など私用で、計画的にお休みをいただいた時などは、「休暇をいただき、ありがとうございました」と言うことも心がけましょう。そういった一言ひと言が、スタッフという立場だけでなく人としての信頼アップにつながります。

