第3回
会議のときや訪問先での自分の席はどこ?
あなたは、職場の会議に参加することになりました。出席者は課長以下5人。あなた以外は全員派遣先の社員です。会議室にはテーブルの周りに次のように椅子が配置されています。さて、あなたはどこに座りますか。席の記号でお答え下さい。

会議では、議長役となる人がどこに座るかで席次も変わります。c席に議長が座った場合には、その両隣のうち、入り口から遠いbの席が一番の上座、以下、順にdの席、a番の席、e番の席と席次は下がっていきます。円卓の場合もこれと同じです(図2)。

したがって、このような席の配置では、a、b、d番の席を勧められても、遠慮してe番の席に座るのがあなたの立場におけるマナーということになります。c番の席に課長が座って、b番の席の人が議長役となるような変則的なケースでも、一番の下座はe番の席ですので、ここに座っていればまず間違いはありません。

あなたは、課長に連れられて得意先を訪問することになりました。案内されて応接室に入ると、以下の図のようにソファーが配置されています。さて、あなたはどこに座ればいいでしょう。

応接室の椅子の配置は、たいていの場合、図3のように、2〜3人掛けのソファーがあり、小さな机を挟んで向かい側に肘掛け椅子が2脚置かれています。この場合、ソファーが来客用ですから、課長と同行した場合には、目上の課長がa席に座り、あなたはその隣のb席に座ります。2脚の肘掛け椅子は、dが上座となりますので、訪問客を迎える会社の人が2人、それぞれの椅子に掛けた場合は、d席の人の方が地位の高い人だと判断することができます。

案内された部屋に図4のようなテーブル席が用意されていた場合、椅子の形で判断することはできませんが、原則として、入り口から最も遠い席が上座、入り口に最も近い席が下座ですから、この基本を応用すればいいでしょう。
なお、応接室などでは、部屋の一方の壁に絵が飾られていることがあります。椅子の配置から判断しづらい場合には、この絵を正面に見ることができる席を上座として、あとは入り口との位置関係から上下を決めていけば良いのです。
来客があって、応接室への案内を申しつけられたときも、この席の上座下座の関係を応用して、間違いなく上座に案内できるようにありたいものです。

